変化する家型のブースで開放感を生んだテナント
「建てるジャーナル」というwebを中心に住宅や不動産情報を扱うサイトの無料相談窓口を、宮城県内の大型ショッピングセンター内に設計した。一般的に不動産情報を扱うような店舗は、小さなブースが、閉じられたパーテションで区切られていて、あまり入りにい閉鎖的な作りになっている。VRやARなどの最新デジタル技術も取り入れ、新しい価値観で住宅や不動産を紹介する、誰でも入ってきやすいような、開放感があるような場所を作ろうと考えた。
デジタルファブリケーションとの融合
最新のデジタルファブリック技術「SHOP BOT」を利用して、イエのカタチの打ち合わせブースやキッズブースを4つ作成した。今までできなかった様な複雑な合板の切り出しが可能になり、一つ一つは切妻屋根の家形から片流れの屋根の家型へと少しづつ形態が変わっていく。それらのブースが、奥に長い空間を利用し、CTスキャンの様に幾重にもレイヤーが重なり、変化しながらもプリミティブなイエのイメージでパラパラと置かれ、街並みの様な雰囲気を作り出している。
連続性
奥に歩くほどに見え方や、抜け感が変わっていく。ブースはは打ち合わせスペースやキッズブースとして使え、その周りは、VR展示スペースや、休憩スペースやギャラリーとしての場所を作り出し、開放的な入りやすい住宅相談窓口となっている。
建てるジャーナル@富谷店
無料相談窓口を、富谷市内の大型ショッピングセンター内にも設計しました。こちらは2つのブースを設置。